岡山県難病診療連携拠点病院について

病院長のあいさつ

難病医療をとりまく情勢は、難病の多様性・希少性などの特性を踏まえ、早期診断、身近で適切な疾病管理、良質な療養生活の確保が求められています。

岡山大学は、国の難病対策基本方針に基づく新たな難病医療提供体制を目指し、平成30年6月1日付けで岡山県の難病診療連携拠点病院に指定されました。

拠点病院の主な役割として、難病を早期に正しく診断ができるよう、県内の医療従事者を対象とした難病専門の相談窓口を開設し、診断・治療の支援を行っていくとともに、難病の確定診断を受ける上で、遺伝子関連検査の実施が増えてきていることから、倫理的観点で検査やカウンセリングができる体制整備を進めていきます。

今後、県が指定した難病医療協力病院等とともに岡山県の難病医療ネットワークの中心となり、難病の早期診断から地域での療養生活まで患者さんを支える体制の充実に寄与していく所存です。

令和3年4月1日 病院長 前田 嘉信

岡山県内における難病医療提供体制

岡山県内における新たな難病医療提供体制

難病診療相談専門医サポートセンターによる難病医療提供体制構築のしくみ

難病専門医相談窓口設置による難病医療提供体制構築のしくみ